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中村杯を通して感じた事

昨年の12月26日から、2月28日までU-11の中村杯が行われ、FCリリーU-11もこの大会に参加してきました。FCリリーは中央地区予選を勝ち上がり、県大会1次予選、2次予選を勝ちあがり、決勝リーグまでいきました。最終的な結果は県ベスト8でした。この長い大会の中で、子ども達は様々な事を学び、感じた様です。
まず4年生の時に行われた県大会では、力の差を見せ付けられての1次予選敗退。そこから子ども達の次の県大会ではもっと上にいってやるという気持ちが生まれました。子ども達の口癖は、その大会で負けてしまったチームと試合をやりたい、やらせてくれで、常にそのチームを意識していました。その段階で子ども達は、目標をみつけ、それに向けて努力するといった事が自然と出来る様になっていました。これには、コーチの私もその熱心さに勉強させられました。(自分の5年生の時と比べると……)この様に内側からくるモチベーションは本当に強く、様々な困難にも子ども達は負けなかったです。
その間、さまざまな大会に出場し、学年が上の大会にエントリーしたり、体力的に厳しい夏場にもたくさんサッカーの試合をいれました。そうして挑んだ中村杯ですが、この中村杯を勝ち進んで行く事が何よりも成長するポイントだった様に思います。子ども達は、予選から、順調に勝ちあがる事が出来ましたが、その予選の中でも苦戦する事があり、その度、選手がミーティングを開き、自分達で問題点を解決する努力をしながら、勝ち上がっていきました。
そうしてベスト24、ベスト8と勝ち上がっていきましたが、さすがは決勝リーグなかなか勝たせてもらえず2分2敗でした。しかしその決勝リーグで、どんなに相手が強豪でも、臆することなく勝負を挑む事が出来ました。身体を張ったディフェンス、相手にぶつかりながらも突き進むオフェンス、負けた試合でも、最後まで大きな声で対戦相手に挨拶をする姿、どれをとっても本当に一生懸命でした。きっとこの敗戦からも子ども達は何かを感じ、学んできたと思います。また明日から、負けたチームの名前をいいながらトレーニングをする事と思います。
しかししかし、日々のトレーニング、家庭生活、学校生活、もっともっと努力をする事が出来ると思います。あのお父さん、お母さんが作ってくれた横断幕「全力でやりきれ」は、ピッチの上だけではありません。常にその時々で全力でだして下さい。(もちろん宿題もね。)
報告者 小嶋龍一

by lily-soccer | 2010-03-03 14:10

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